はんせーぶん

2010年9月5日 MTG
完全に有利なはずの魚相手にいまだに公式戦で勝った試しがない。

考えられる原因はいくつもあるが結果と照らし合わせると、一番大きいのがサイドチェンジ後にマリガンすべきところでできていなかったこと。たぶんZooにとって最良の最初の手札というのは、ナカティル・タルモorクァーサル・除去×2・土地(フェッチ)×3てところだと思う。

ではどの範囲までならキープする基準としてボーダーラインなのか。おそらく土地が3枚というのはほぼ絶対条件。これがないとゲームとして成り立たない上、相手に無双されて終わるだけだ。
ではクリーチャーや除去はどうか。ばらつくのであればできればクリーチャー側に偏ってくれた方がありがたい。クリーチャーさえ引けば相手のライフを減らすことができるため、除去を引かなくても勝つことができる。対して除去に偏ってしまった場合。これが起こってしまうとクリーチャーを出すテンポというのが著しく失われてしまう。そのため手札が除去だらけという場合は可能な限りマリガンすることが望ましい。

1ターン目に置くクリーチャーとして魚相手に理想なのは《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》か《野生のナカティル/Wild Nacatl》だろう。前者は単体自体が小さい魚相手には無類の強さを誇り、《霊気の薬瓶》を置かれていない場合はこれで除去できないクリーチャーはいないといえる。つまりこれが除去さえされなければ、魚相手というのはそのまま勝つことこそ難しいかも知れないが、そのままやられることにはならないのである。次にナカティルに関して言えば、これはZooのメインアタッカーとして完全に固定されているだけあって単体のスペックはかなり頭がおかしい。バニラとはいえ1マナ3/3というのは序盤の魚ではまず防ぐことができないため最初に出てくればこれ1体で6点は削ることができるだろう。

これまでは基本的にメインでの話。ちなみに公式戦で魚とあたったときはいつも○××で負けてる。ここからを考えなければいけない。
まずサイドボードとのチェンジについて。魚相手のサイドボード候補は単純に青メタの《紅蓮破/Pyloblast》、打ち消されず1対多数交換が望める《火山の流弾/Volcanic Fallout》、相手の《霊気の薬瓶》や《梅澤の十手》を割るための《クローサの掌握/Krosan Grip》。大体この3つをどういう枚数で入れるか、またメインから何を抜くかになる。大体サイドボードを作るときは2:3:3の枚数で入れる。紅蓮破は文句なしにそのまま2枚投入しても大丈夫だろう。グリップに関してはクァーサルもいるため基本的にアーティファクトやエンチャントを割るのには苦労しない…………はずなんだが大体欲しいときに手札にいないので通常多くても2枚だがフル投入もありかもしれない。フォールアウトは最近微妙になってきた感がある。確かに運がよければ1対多数交換を望めるが、相手にロードが2体並ばれるだけでその効力は薄れる。特に魚はロードが4種いるためロードが2体以上という場を作りやすい。そのため、いっそのことコイツは切ってもいいかも知れない。
あとはメインから抜くカード。基本的にいつもは一番弱いクリーチャーであるゴリラをまず全部とPoPを抜いて、その後枚数次第でエルズペスなどを抜いている。ただこの抜き方をするとゴリラは実は1マナ圏を安定させるのに微妙に一役買ってくれているため、メインほど積極的にクリーチャーを並べることができなくなる。ただ、他に抜くカードがわからないのも事実。当分はいろいろ試してみることにしよう。

次こそは魚相手に勝ちたいのう……

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soh

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