ゲームなんざ勝てなきゃクソも面白くはない

勝つ要素のないゲームほどやっていて面白くないものはないだろう。

たとえば俺の場合MTGのドラフトがそれにあたる。勘違いしないで欲しいが少なくともドラフト自体が嫌いだというのではない。むしろそれ自体は面白いと思う。しかしドラフトのようにそれなりに金のかかるゲームの場合余計に勝てなければ面白くないのは当然のことだろう。

俺はドラフトをやると死ぬほど弱い。そりゃもう何でそんなに？と自分で聞きたくなるくらいに。言い訳がましいが少なくとも俺に強いカードかどうかを判断する嗅覚はないのだろう。
仲間内でドラフトをやるとき、最後にレア以上のものはロチェスター形式でやるのだが、当然取るのは1位からだ。仮に8人でやっていたとして5位以下に強いレアが残っていることなど稀だろう。

さてここで考えてみよう。ドラフトの弱い俺がその形式でやるとどうなるか。
答えは簡単。半永久的にまともなカードなど取れなく、ほとんど1000円くらいを毎回のように投げ捨てているようなものだ。
もちろん参加しなければという反論はあるはずだ。その通り。俺は多分この先よほど気が向かない限りはドラフトをやらないだろう。ゲームとしての楽しさは確かに認めるが、その楽しさだけで1000円分以上の価値があるのかと言われれば確実にノーだ。俺は強欲な人間なので参加した以上はやはり元が取れるカードが欲しい。あわよくば利益さえ上げたいとすら思っている。そんな人間が弱いときたらもう自殺行為以外の何者でもない。確かに最初は楽しんでやっていた。だが今はあのゲームを楽しめる人たちの気が知れないというのが本音だ。



何か読んでて楽しい文章じゃないな。つっても別にドラフトやってる人たちを否定してるわけではないのであしからず。